第1話 キミなにもの? シンダンシですっ!(解説)
小説「シンダンシ!」第1話はこちら。
僕:はじまりましたね、小説「シンダンシ!」
針宮さん:えっ、そうなの? 許可したおぼえないんですけど。
僕:そんな、今さら。
針宮さん:うそです。
僕:やめてください、心臓に悪いから。
僕:第1話は、僕がタピオカドリンクを売っているところに針宮さんが颯爽と登場するところですよ。
針宮さん:うそっ、わたしのことメスライオンなんて言ってたくせに。
僕:いや、まあそうですけど。
針宮さん:これはもう自主回収してもらうしかありませんね。
僕:え、ネットで公開しちゃってますよ。自主回収ってどうしたら。
針宮さん:冗談ですよ。いいです、メスライオンで。
僕:根に持ってますね。
針宮さん:持たないと思いました?
僕:さて、中小企業診断士ですけど。
針宮さん:あ、話し進めた。
僕:ぐずぐずしていると、大事な話ができなくなりますよ。
針宮さん:そう、大事です。中小企業診断士の業務ですね。
僕:いや、そのまえに中小企業診断士ってなんですか。
針宮さん:ぷう(ほっぺをふくらませ)。そこからですか。
中小企業診断士とは、国家資格のひとつです。「中小企業支援事業の実施に関する基準を定める省令」という法律にその名前が出てきます。
僕:中小企業診断士法ではないんですね。しかも名前が出てくるって、なんか微妙な言い方です。
針宮さん:ぐぬぬ。痛いところを突いてきますね、タピオカ屋さん。
中小企業診断士法みたいな法律はありません。そこが弁護士や公認会計士、税理士とちがって弱いところかも。
僕:中小企業診断士は最弱だけど、弁護士の仲間だということはわかりました。それではいよいよ、業務の話をお願いします。
針宮さん:これって、中小企業診断士を持ち上げてくれる小説ではなかったの? わたしダマされました?
僕:いやいや、これからでしょ。どん底から這い上がるのは。
針宮さん:どん底からはじめなくてもいいのに。
僕:それで、中小企業診断士の仕事ってどんなのがあるんですか。
針宮さん:中小企業診断士の業務としては、
- 経営指導
- 講演・教育訓練業務
- 診断業務
- 調査・研究業務
- 執筆業務
なんかがあります。
僕:ウィキペディアにある業務そのままの紹介ありがとうございます。
針宮さん:なにかこそこそ見ていると思ったら、ウィキペディアを見ていたんですか。だったら、「ウィキペディアを見ろ」でいいじゃないですか。
僕:僕はいいんですけどね。小説を読んでくれる人がウィキペディアまで見てくれるかわかりませんよ。ここは針宮さんが解説した方が読んでもらえると思うんですよね。
針宮さん:むむむ、それを言われちゃうと弱いんですけど。では、経営指導から、内容を詳しく説明していきますね。
僕:あ、もう文字数じゅうぶんなんで、詳しい話はまたあとでお願いします。
小説のあとは、第2話の解説もチェックしてくださいね。
針宮さん:もう? 小説はいいから、解説読んでくださいねー。中小企業診断士のことがわかっちゃいますよ。
小説「シンダンシ!」の第2話はこちらです。