第2話 お店を出しましょう!(解説)
小説「シンダンシ!」の第2話はこちら。
僕:僕たちの小説第2話が無事に公開されました。
針宮さん:1話で打ち切りにならなくてよかったですね。
僕:いや安心するのはまだ早い、実は第3話が勝負なんです。アニメも3話で観るのをやめると言う人が多いらしいんです。第4話を読んでくれる人が、そのあともずっと読み続けてくれる可能性が高いということみたいですよ。
針宮さん:またウィキペディアですか。
僕:いえ、グーグルで検索にかかったブログです。
針宮さん:そうですか。
針宮さん:そんなことより、中小企業診断士です。
僕:そうでした「シンダンシ!」。第2話では、針宮さんと言う名前がわかりましたね。それに、また針宮さんに迫られるのでした。
針宮さん:獲物を狙うメスライオンのようにね。
僕:根にもちすぎです。
針宮さん:第1話の解説で中小企業診断士の業務を少し紹介しましたけど、実はほんの一例で、これが中小企業診断士の業務範囲という決まりはありません。中小企業診断士の業務は多岐に渡るというか。
法律で定められている、弁護士、会計士、税理士、社会保険労務士、その他、そういった仕業の範囲の業務を行うことは禁止されていてできませんが、あとはなんでもありです。
そんな中小企業診断士業務の中に創業支援と呼ばれるものがあって、タピオカ屋さんのお店を出すお手伝いは創業支援に当たります。
一度お店を出す手伝いをしてしまえば、飲食店なら同じ流れで業務を進められます。専門にして効率よく稼いでいる中小企業診断士もいますね。多くの実績があればそれだけお客さんも集まりやすいですし。
実際にタピオカ屋さんのお店はどうやって出したらいいかと言うとですね。
まずお役所関係として、食品衛生管理者という資格、飲食店営業許可を取ります。
店舗物件探しと契約。
お店の内装、外装の工事をします。
キッチン設備を入れます。
仕入れ。
プレオープンで練習して、いよいよ開店です。
開店したからと言って油断してはいけません。開業届。これは税務署へ。
銀行口座を作ったり、会計システムを使ってお金の管理をしたりということもします。宣伝も必要かもしれません。
これらがひと通り済めば、あとは営業していけそうですよね。
建物を借りる、内装外装工事をする、そう聞くとお金がいっぱいかかると思うことでしょう。いろんな手続きがあって手間も大変。
誰かにサポートしてもらって、しかもお得にでないと、とてもお店なんて出せません。というわけで、中小企業診断士に依頼するのが賢い方法なんです。国家資格をもっていて安心。
というわけで、お店を出しませんか。(どやあ)
僕:……。
小説「シンダンシ!」第3話はこちらです。